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メンタルヘルスマネジメント検定のⅡ種とⅢ種を取得したので、そのメリットを説明します!

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どうも。

 

今日は、私が以前取得した資格「メンタルヘルス・マネジメント検定」について紹介します。

 

◆公式ホームページ:http://www.mental-health.ne.jp/

 

日本ではかなり珍しい「メンタルヘルス」についての資格です。


「メンタルヘルス」と聞くと、多くの方は「うつ病」や「依存症」のようなネガティブなイメージを抱くと思います。また、自分には関係のない資格、必要のない知識だと捉える方も多いでしょう。

 

しかしこの資格は、そのような外面的なメンタルヘルスの知識を得るためのものではありません。社会生活を送る上で必要な実用的なメンタルヘルスの知識を得ることができる資格だと言うことができます。

 

本記事では、メンタルヘルス・マネジメント検定の出題内容や取得することのメリットを説明していきたいと思います。  

メンタルヘルス・マネジメント検定試験とは

メンタルヘルス・マネジメント検定は、大阪商工会議所が主催する「メンタルヘルス(精神的健康)をマネジメント(管理)する能力」を証明する検定です。

 

試験には対象者を別とした3つのコースが用意されています。


・Ⅰ種マスターコース 

 難易度:高(合格率 約18%)
 対象:人事・労務スタッフ、経営者層向け
 目的:社内のメンタルヘルス対策の推進
 開催日程:年1回(秋)
 試験方式:四択問題+論述問題

・Ⅱ種ラインケアコース

 難易度:中(合格率 約55%)
 対象:管理監督者、管理職層向け
 目的:部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進
 開催日程:年2回(春、秋)
 試験方式:四択問題

・Ⅲ種セルフケアコース

 難易度:低(合格率 約75%)
 対象:一般社員向け
 目的:組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進
 開催日程:年2回(春、秋)
 試験方式:四択問題

 

この記事では、私が受験したⅡ種とⅢ種の検定について紹介したいと思います。

 

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Ⅱ種を受けた感想とメリット

Ⅱ種の試験は管理職層を対象としていますが、個人的には一般社員の方々にも大いに役立つ検定だと思っています。むしろ、一般社員だからこそ受けるべきですね。

 

その理由は、残業や労働環境などを取り決めた「労働に関する法律」について学ぶことができるからです。

 

皆さんは「労働安全衛生法」や「労働契約法」の取り決めの内容って知ってますか?また、「三六協定」や「安全配慮義務」などはどうでしょうか?社会人であれば一度は聞いたことがある用語なのですが、具体的にどんな取り決めがあるのかって、意外にあやふやなんですよね。もちろん、私もその一人でした。

 

しかし、管理される側だからこそ、管理する仕組みを知っておくことは重要です。

この知識は、会社や上司に管理される自分を守るための知識です。管理職になってからも、部下を管理する知識として役に立ちますからね。

 

また、メンタルヘルスを中心に置いたマネジメント方法や、周囲との関係を円滑にするコミュニケーション技術なども出題範囲になっています。本来は仕事の効率化だけが重視されているビジネススキルを、メンタルヘルスや心理学を中心にした観点で学ぶことができます。

 

ちなみに、Ⅲ種の出題範囲を包括している部分も多かったので、Ⅱ種とⅢ種のどちらかを受けようと悩んでいるのであれば、Ⅱ種を受けた方がお得だと思います。 出題内容のほとんどが公式テキストに記載の内容なので、試験勉強も行いやすいですしね。

これらのことから、メンタルヘルス・マネジメント検定のⅡ種は、社会人であれば知っておいて損のない、実益のある情報の多い検定だと思います。

 

この検定を受けると、プロジェクトマネジャーやPMP、ITILなどの管理系資格は、理想論だらけで机上の空論だと思ってしまいますよね。まぁ、使いきれてない自分が悪いんですけど…(;^ω^)

 

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Ⅲ種を受けた感想とメリット

Ⅲ種の試験では、メンタルヘルスや精神疾患、ストレスへの対処法についての基礎知識を学ぶことができます。ストレス国家と称される日本に住んでいれば、どこかで聞いたことのある内容も多いです。恐らく試験勉強をしなくても、常識と経験、想像だけで、半分程度は正解できるのではないでしょうか(;^_^A

 

中でも、私がⅢ種の勉強をしていて特に有用な知識だと感じたことは「メンタルヘルス」の観点で見た「仕事の取り組み方」が分かることです。

 

私も様々な自己啓発本を読んできましたが「仕事を効率的にこなすビジネス書」や「精神疾患を克服するための健康本」はあっても、

「精神疾患にならないために仕事にどう取り組むか」という予防策について書かれた本って少ないと思うんですよね。ポジティブシンキングや仕事効率化とは意味が違う、医学と法規に基づいた仕事術です。

 

具体的には、

・ストレスを貯めない工夫:コミュニケーション技術、ストレスコーピングなど

・ストレスへの考え方:ストレスのセルフチェック法など

・ストレスへの対処法:不調に陥った時のエスカレーション法など

が、便利なハウツーとして挙げられます。

本来、ストレス軽減を指導するハウツー本って、不調に陥った時、つまり「倒れる寸前」を想定して書かれていません。なぜならば、ストレス軽減法を指南しているのに、「もしストレスが貯まったら」という想定をしては説得力が無くなってしまいますからね。

 

しかし、この検定の公式テキストは違います。ちゃんと「辛くなってしまった後」のハウツーについても書かれているんです。

これが本当に必要な知識と言わずして、何と言うか!って感じですよね。ある意味このテキストって、ストレス国家の日本において一番読んでおいた方がいいハウツー本なんじゃないかと思ってしまいます。

このように、Ⅲ種の公式テキストは、読み物としても非常に面白いです。上述のように、切り口が斬新ですからね。試験勉強もそこまで苦にはならないと思います。

 

あとテキストに載っているストレスチェックをやってみると、心理テストみたいで面白いです。 ちなみに、私が初めてストレスチェックをやってみた時は、「俺はこんなにストレスを感じていたのか…(;´∀`)」って、呑気な顔して引いてしまいました(苦笑)

 

総評

今後の日本を生きていくために必要な知識が満載な資格

現在の日本における、メンタルヘルスへの関心はまだまだ高いとは言えません。しかし、いつ誰に降りかかるか分からないのが、メンタル不調の恐ろしいところです。

 

現在の日本では「全人口の15人に1人が、生涯に1度はうつ病にかかっている」という調査結果も出ています。自分自身じゃなくとも、家族や身近な人が不調に陥る可能性は十分にあるので、既にメンタルヘルスの問題は対岸の火事とは言えないのです。

 

平成27年12月から、ストレスチェックが義務化されます。 これらの日本の実状からも、今後、労働とメンタルヘルスの関係性を考えることは非常に重要になるでしょう。

 

自分だけでなく、周りの人を守るために、互いに助け合える社会を作るためにも、メンタルヘルス・マネジメント検定は非常に有用な資格だと思います。

 

ぜひ皆さんも検定を受けたり、公式テキストを読むなどして、自分のメンタルヘルス・マネジメントについて、一度考え直してみてはいかがでしょうか。

 

 

では、また。

 

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