限界エンジニアの冒険録

ディズニー大好きなシステムエンジニアが、謎解きとコーヒーを楽しみながら、TVゲームと健康情報を生活に取り入れつつ、たまに仕事をする。そんなハチャメチャな多趣味ブログです(笑)

現役SEが応用情報技術者試験のオススメ勉強法を解説します

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どうも。

 

本記事では「応用情報技術者試験(AP)」の勉強法について、現役のシステムエンジニアである僕の経験を基に説明したいと思います。

 

以前の記事で解説した基本情報技術者よりも、詳細かつ応用的な知識が必要となります。この資格が昇給・昇進の条件になっている会社もある程で、IT業界において「より高度な人材」と認められるための1つの指標にもなる資格です。

 

そこで本記事では、応用情報技術者試験に合格した僕の実体験を基に、効率的なオススメ勉強法を紹介していきます。皆様の勉強計画の参考になりましたら幸いです。

応用情報技術者試験(AP)とは

高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能が問われる資格

本記事に辿り着いた方には言わずもがなだとは思いますが、念のため簡単に説明しておきます(;^_^A

「応用情報技術者」は情報処理技術に関する国家資格で、基本情報技術者の上位に位置づけられています。基礎的な知識が問われた「基本情報技術者」に比べ、より専門的な知識と応用力が問われる内容となっています。

 

試験は春と秋の年2回開催され、午前試験と午後試験の2科目があります。それぞれ150分、60点以上で合格となるのですが、試験全体の合格率が例年20%程度というところから、それなりに難易度の高い試験であることが分かると思います。

また、出題分野は「基本情報」と同様で多岐にわたり、ネットワークやデータベースなどのテクノロジ系、プロジェクトの進捗や成果物の品質を管理するためのマネジメント系、経営手法や法規などのストラテジ系の3分野があります。特に午後試験では「記述式」の問題が一定数出題されるため、広範囲に渡る勉強と試験対策が必要となります。

 

難易度と勉強時間の目安は?

応用情報技術者試験に合格できる「一般的な勉強時間の目安」ですが、基本情報技術者に合格している方で、なおかつ、日頃からITに携わっている方(SEや情報系学生など)でも、200時間程度は必要だと考えています。もし、初学者の方や他業界の方が挑戦する場合は、+50~100時間程度、余裕をもって勉強に着手することをオススメします。

 

プログラミング知識は必要?

応用情報技術者試験の場合、アルゴリズムなどの「プログラミング分野」が必須問題ではありません。この分野は得意不得意が顕著に表れるため、基本情報では別途で午後問題対策が必要になるなど、多くの受検者の方(特に初学者の方)が苦しめられたはずです。

プログラミング分野が必須問題から外れた分だけ、応用情報では「ストラテジ系」や「マネジメント系」の問題で得点が稼ぎやすくなっています。文系出身やマネジメント系の仕事をしている方でも十分に武器になる分野選択が可能となることを覚えておきましょう。

 

取得する利点はあるの?

正直に申し上げますと、仕事をしていて役に立ったことってほとんどありません笑

当然、勉強して知識を得ることができたので、気付いていないレベルで役に立っていることはあると思います。しかし残念ながら、この資格を取ったことで「新しく仕事を受注できた!」とか「ピンチを乗り越えることができた!」なんて劇的なメリットが感じられたことは今のところありません(;^_^A<そりゃそうだ

 

この資格によって得られたメリットは、上述した「昇給・昇進の条件をクリアできたこと」や、次に受ける「高度情報処理技術者試験の午前Ⅰ問題が免除されること(2年間)」、そして「転職時に履歴書に書ける資格が増えたこと」くらいですかね。会社や環境に依存する内容が多いですが、IT業界で長く生きていく上ではそれなりのメリットがあります。ぜひ取得しておきましょう。

 

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現役SEがオススメする勉強法

必要な参考書は「テキスト」と「過去問題集」一冊ずつのみ

それでは具体的な勉強方法の説明に移ります。その前にまず、試験勉強を始めるにあたり必要になる「参考書」について説明しようと思います。

 

本記事では、応用情報技術者試験の参考書は「テキスト」と「過去問題集」の2冊を用意しておくことをオススメします。これ以外の参考書は基本的に必要ありません。

テキストは主に「基礎知識の吸収」「午前問題対策」として、過去問題集は主に「苦手分野の見直し」「午後問題対策」として利用します。これら2種類の参考書を使うことで、過不足無く試験勉強を行うことができます。

 

ちなみに、僕が応用情報技術者試験の参考書としてオススメする書籍は以下となります。それぞれの参考書のオススメ理由については、別記事で書いているので、そちらも参考にしてみてください。 

解説記事:現役SEが応用情報技術者試験のオススメ勉強法を解説

 

① テキストをとりあえず読み通す「基礎知識の理解」

まずはテキストを一通り読み通し、試験範囲全体の知識を網羅的に吸収していきましょう。試験2ヶ月前くらいからの着手が理想的ですね。

基本情報よりも広く深い試験範囲なので、初めての通読には予想以上の時間がかかると思いますが、それで問題ありません。2~3週間かけてじっくりのんびり読み進めてください。

 

また、この工程では「暗記できたか」よりも「理解できたか」を意識してテキストを読んでみてください。

この時点で「暗記すること」を目的とすると、1回目の通読に膨大な時間がかかってしまうだけでなく、試験範囲全体が見えていない「断片的な単語レベル」の理解になってしまう可能性があります。そのため、まずはテキストを通読して試験分野の全体感を把握することを目的とし、テキストの内容が「何を言っているのか分かる」レベルまで理解を深めましょう。

 

もし時間に余裕があるようなら、2周目の通読を行いましょう。時間をかけずに軽くで構いません。それでも1周目の通読より、遥かに効率的に理解度と定着度を向上させることができるはずです。

 

② 午前問題の過去問を解き始めよう「午前問題対策」「苦手分野の見直し」

テキストの通読が完了しだら、1~2週間を目安にして過去問題集の午前問題を解いてみましょう。この際、直近の過去問は試験直前に行うため、それ以前の3~5回分を解けば十分だと思います。

 

特にこの段階では「間違えた問題の復習」に注力してください。

ここで間違えた問題が皆さんにとっての苦手分野であり、試験に向けて対策を行うべき課題となります。また、午前問題の知識は、次の勉強工程である午後問題を解く上でベースとなる知識です。解答解説やテキストにマーキングをして定期的に振り返ることで、苦手分野を潰してスムーズに午後問題対策に移れる基盤を作るようにしましょう。

 

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③-1 過去問の午後問題に着手する「午後問題対策」

試験まで残り1ヶ月程度になったら、2つの勉強法を並行して実践していきます。

その1つが「午後問題の対策」です。

 

午後問題は長文かつ問題解決型の出題形式で、中には記述式の問題も含まれています。
午前問題対策で培った基礎知識の応用力が試される難易度の高い試験と言えます。

 

ただし、ひとえに「応用力」と言いつつも、問われるポイントには例年傾向があるわけです。そのため、試験の傾向を知ることが「応用力」を鍛えることにも繋がり、過去問題集を解くことが試験対策として非常に役立ちます。実際に過去に出題された問題を解くことで、その出題意図や問題解決のアプローチを掴むことが重要です。

 

番外編:午後問題の分野選択について

また、午後問題対策を行う上で重要になってくるのが「分野選択」です。

午後問題では、必須問題である「セキュリティ分野」以外の問題を、自ら選択して解くことができます(下画像参考)。

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これらの選択問題の中から、午前問題対策などで理解した自身の適性・得意分野を考慮し、「得意な分野に絞った対策」を行っていく必要があります。

 

というのも、基本情報とは異なり、午後問題は専門性の高い内容が各分野で出題されます。分野を絞らずに対策を行うと、それだけで膨大な勉強量が必要になり、その上、苦手分野で良い結果が得られるとは限りません(それくらい難しいです)。限られた時間の中で効率良く合格点を取るためにも、自身の得意分野を見極めて勉強することが重要です。

 

分野選択をする上でのオススメは、「テクノロジ系」と「ストラテジ&マネジメント系」の分野で区切って得意分野を見極めることですね。テクノロジ系が苦手な方であれば、上図の項番8~11の分野に絞って勉強することをオススメします。

 

ちなみに個人的な見解ですが・・・「テクノロジ系」の中でも、例年の難易度が比較的低め(または安定して中程度)だと感じているのは「ネットワーク分野」です。ネットワークの基本的な仕組みから出題されることが多く、合格点(60点)を狙う分にはそこまで大変ではないと思っています。

「テクノロジ系」は苦手だけど、分野選択時の保険として見ておきたい方は、「ネットワーク分野」も確認しておくと良いかもしれません。

 

③-2 隙間時間を見つけて午前問題を反復する「午前問題対策」「苦手分野の見直し」

残り1ヶ月になってから行う、もう1つの勉強が「午前問題の反復演習」です。

せっかく習得した知識でも、試験までの間に忘れてしまっては本末転倒ですからね。定期的にアウトプットをしつつ、知識を確実なものにしておきましょう。

 

ただし、この段階では既にガッツリした演習は必要ありません。通勤退勤の電車内や休憩時間など、隙間時間を使っていかに反復して回数をこなすかが重要です。

 

とは言いつつも、重い過去問題集を会社や学校に持っていくのは面倒だし、隙間時間と言えどサクッとできるものではありませんよね(;^_^A

 

そんな時にオススメなのが「応用情報技術者試験対策用のスマホアプリ」です。

時間や場所を選ばず、5分程度の隙間時間で午前問題2、3問を解くことができます。1日の隙間時間を全て使うことができれば、結構な数の問題を反復して解くことができるはずです。

また、このようなアプリは、間違えた問題のチェック機能や年代別の索引を利用できるものも多いです。自分の苦手分野を後で見返すことを可能にし、合格に向けての知識の定着を徹底的に行うことができるわけです。

無料のものも多くリリースされていますので、是非とも活用してみてください!

 

④試験前の最終チェック!直近の過去問を解いてみよう!

試験まで残り1~2週間となったら、試験勉強の総仕上げとして「直近の過去問」を解いてみましょう。本番さながらに時間を測り、ご自身の現状の仕上がりを確認してみてください。良い結果となって、自信に繋がればパーフェクトですね!

 

ここでの注意点は、試験の前日にはやらないことです。直近の過去問で実力チェックと言っても、この段階で初めて苦手分野が明らかになることも十分に考えられます。復習の時間を確保できるよう、1週間ほど余裕をもって実施してみてください。

 

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試験直前の勉強について

試験直前は「苦手分野の復習」「隙間時間の午前問題の反復」「午後問題の再読」など、既存の知識の定着に力を入れることをオススメします。直前に新しい知識をインプットすると、既存知識のアウトプットの妨げになる可能性があるためです。

 

また、試験前日に頑張り過ぎてしまうことで睡眠時間が削られるなど、体調管理的なデメリットも十分に考えられます。全ての試験などに言えることですが、直前の付け焼刃には限界があると認識し、無理せず確実にパフォーマンスを発揮できるように、今まで通りの勉強法を継続することが重要です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上が現役SEがオススメする応用情報技術者試験の勉強法でした!

 

基本情報の勉強法と重複している部分も多いのですが、応用情報の勉強だけで役立つノウハウも可能な限り盛り込んだつもりです。その分、かなりボリュームのある記事になってしまいました(;^_^A

ぜひ本記事を参考に、応用情報技術者試験の合格に向けて、勉強を頑張ってくださいね!

 

ではまた。

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