限界エンジニアの冒険録

システムエンジニアが「趣味・健康・仕事」を限界まで楽しみ、全力で発信していく。そんなブログです。

初めてVR酔いを経験した話

どうも。

 

先日、丸の内を使ったリアル謎解きゲームに参加した記事を書きました。

www.gengineer.net

11月30日までやってるので、ぜひ参加してみてください。

 

実は、この謎解きゲームをやっている最中に、「GalaxyStudio」というイベントに遭遇したんです。そこではVR技術を使った様々な疑似体験ができるとのことで、物は試しにと参加してみたのですが・・・(;^_^A

今日は、そんな僕がVR体験をして感じたことについて、書きたいと思います。

 

VRとは

VRとは「仮想現実」という意味の「バーチャルリアリティ(VirtualReality)」の頭文字を取って名付けられた、存在しない状況を仮想的に体験できる技術のことです。映像や音声を用いて人間の五感に働きかけることで、体験者はあたかも自分が現状とは異なる空間にいるかのように知覚、認識することができる、というものです。

最近では、プレイステーションVRの発売で一躍話題になっていますよね。このような技術が自宅でも楽しめるわけですから、ゲーム好きからしたら感動しますよね!

ちなみに、以前記事にしたポケモンGOは、AR(拡張現実)というVRの親戚にあたる技術を使っています。ご参考まで。

www.gengineer.net

 

GalaxyStudioとは

GalaxyStudioは、最近色々と話題になっているSamsungの最新スマホ「Galaxy」を中心とした製品紹介イベントです。現在は11月13日まで東京駅エリアのKITTEで開催されています。

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ここでは、「Galaxy Gear VR」というヘッドセット型の製品を使い、上記したVRを無料体験することができます。Galaxyのスマホを「Galaxy Gear VR」に直接装着して映像と音声を出力し、それに体験者の座っているイスやライドが連動するようになっているみたいです。一瞬「あのGalaxyを頭部に装着するのか・・・」と頭をよぎりましたが、その時はあまり深く考えないようにしました(;^_^A

ちなみに、VR体験はマウンテンバイク、カヤック、ジェットコースターの3種類が体験できます。いずれもヘッドセットを被った状態で疑似的なライドに乗り、シートベルトを装着して行うという本格的なものです。今回、僕はマウンテンバイクのVR体験に参加しました。

※以下がジェットコースターVRのライドとその体験方法です。ジェットコースターVRだけは他の商品体験を全て行った人のみが体験できるようです。

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初めてのVR体験で感じたこと

360度どこを見渡しても仮想空間の景色

まず初めに感じたことは、やはりVR技術そのものの凄さですね。360度どこを見渡しても、仮想空間の景色が広がっています。幼い頃に夢に見たような、VR技術への感動とその可能性を感じることができました。

僕が体験したマウンテンバイクのVRでは、ダウンヒルという山下りの様子を体験できるんですが、下っている途中に広大な山々の景色を観ることができます。この技術を、FPSやジェットコースターに応用できれば、様々な世界観を体験できるようになるでしょう。教育や特殊な状況を再現した訓練にも利用できそうだと思いました。

 

不自然な奥行と閉塞感

上述のように、VR体験中は360度どこを見渡しても仮想空間の景色です。しかし僕は、仮想空間に自分がいるという錯覚をするまでには至りませんでした。あくまでも、自分の目の前に映像が映し出されている感覚が強く、常に奥行きに不自然さがあったからです。映像の中に閉じ込められているような閉塞感を感じました。

 

そんな中で若干思ったのは、「首と目の動き」に対する「視覚情報」のタイムラグです。VRは首の動作を計算してから、その動作に応じた映像が映し出されるわけで、そこに視覚認知と映像とのタイムラグが生まれ、この不自然さが現れるのかなと感じました。

 

「VR酔い」を初体験。その原因を考えてみた。

様々なテーマパークでジェットコースターや映像型アトラクションに乗ってきた僕ですが、短時間でこれだけのダメージを受けるとは思いませんでした。乗り物酔いのような感覚は久しぶりで、これが俗に言う「VR酔い」という現象なのだと洗礼を受けた気分でした。

 

今回の体験に関して、この「VR酔い」の原因を僕は3つ分析しました。

1つ目は「上述したような視覚と体感の不自然さ」です。

微妙なタイムラグや認識していない動作(体は揺れているのに映像が揺れていない、など)が起こることで、認知やバランス感覚が乱れてしまったことが原因ではないかと思います。まぁ、これはVR云々ではなく、この体験アトラクションのクオリティの問題とも言えるかもしれませんが(;^_^A

 

2つ目は「刺激を避けることの困難さ」です。

酔いやすい乗り物の代表例としてバスや映像型アトラクションがありますが、いずれも「姿勢を正し、揺れに体を委ねないようにする」「気を紛らわす(風に当たる、人と喋る、景色を観る)」などを行うことで、酔いを軽減する工夫を行うことができます。

しかし、VRに至っては、これらの酔わない工夫を取ることが難しいと言えます。

仮想世界にいる感覚を作り出すために視覚情報を含む様々な認知情報が支配・制限されるので、気を紛らわすことは困難です。また、VRは「様々な状況を体験すること」が目的なので、自分が能動的に動かなければならず、姿勢を正すなどの工夫にも限界があります。

今回はライド型のVRだったので、特にこの影響が大きかったようです。しかし、よくよく調べてみると、歩行型や観覧型(ただ映像を観るだけ)のVRでも、酔いは頻繁に発生してしまうようで、対策や改善が急がれているというナレッジも見付けました。

 

3つ目は「食後に挑戦したこと」です。

これは、自分のミスでもあります(;^_^A 要は、VR体験は「万全の体調」で挑まなければいけないと言うことですね。今まで、ジェットコースター、バス、船でも、食後に乗って気持ち悪くなったことは無かったのですが、VRだけは一枚上手(?)だったようです。皆さんも、体調には十分気を付けて挑戦してください。

 

総評

大きな犠牲を払うことで、貴重なVR体験ができました。

今後の改善を大いに期待しています。

 

様々な可能性を秘めたVR技術ではありますが、現状では、その健康リスクや身体への影響をどうしても無視できないようです。テレビゲーム世代で映像系アトラクション大好きな自分が、ここまで深いダメージを負うとは思いませんでしたからね。しばらく、VRは様子を見たいと思いました(;^_^A

 

でも、革新的な技術であることは確かです。ぜひ、皆さんもVR体験をしてみてください。ただし、体調管理を徹底して、万全の状態で挑んでくださいね。

 

では、また。