限界エンジニアの冒険録

システムエンジニアが「趣味・健康・仕事」を限界まで楽しみ、全力で発信していく。そんなブログです。

【感想】がんこちゃん20周年スペシャル「エピソード0」が重い話だった

どうも。

 

いよいよ年の瀬ですね。僕も実家に帰省して、やることもなくのんびりした1日を過ごしていました。

 

そんな中、NHKでとある企画をやっていたので、暇つぶしにボンヤリ観てみたんです。

 

ざわざわ森のがんこちゃん 放送20周年スペシャル
「エピソード0~ざわざわ森とさばくのひみつ~」

 

僕らが子供の頃にやっていた教育テレビの番組「がんこちゃん」の20周年企画ですね。

子供の番組だと思って何気なく観ていたんですが、想像以上に精神的にくる話でした。

 

2016年最後の記事の本記事では、そんな「がんこちゃん エピソード0」の感想を書いてみようと思います。

ざわざわ森のがんこちゃんとは

ピンクの恐竜「がんこちゃん」

「ざわざわ森のがんこちゃん」は幼稚園~小学校低学年の子供向けに作成されている人形劇のテレビ番組です。現在はEテレ(元NHK教育テレビ)で放送されています。

主人公は「がんこ」と言うピンク色の恐竜の女の子です。元気で明るく、何事にも豪快で、おっちょこちょいだけども優しい、まさに主人公属性らしい性格の女の子ですね。

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画像引用:がんこちゃんとなかまたち | ざわざわ森のがんこちゃん | NHK for School

 

物語は子供向けだけど、意外に深い

基本的には1話完結で、子供にも分かりやすい起承転結型ストーリーです。

がんこちゃんの一家が、砂漠のオアシスを中心とした「ざわざわ森」に引っ越してきた場面から始まり、そこの住人達と学校や家庭の中で繰り広げる生活模様が主な内容になります。

 

これだけ見るとほのぼのとした内容にも思えますが、世界設定が「人類が滅びた後の砂漠化した地球」であったり、がんこちゃんを含むキャラクターが「人間の遺伝子操作により言語でコミュニケーションを取れるようになった」など、随所に社会問題を反映しています。

そのため、純真無垢ながんこちゃんの言う一言一言が、大人の胸には痛く突き刺さることも多く、子供の観る同番組とは違う楽しみ方ができることも特徴的です。

 

20周年記念作品としてエピソード0を公開

そんながんこちゃんですが、放送開始20周年を迎えるとのことで、記念作品が作られることになりました。その名も「エピソード0」、がんこちゃんの生まれる前のストーリーが放送されるわけですね。

注目すべきポイントは、がんこちゃんの世界観である「人類が滅びた後の砂漠化した地球」に触れている点です。本作の予告絵に「がんこちゃんが人間の女の子と写っている写真」が掲載されていることからも、がんこちゃんの世界の「人類が滅亡した理由」について語られるのではないかと伺わせます(;^_^A

 

がんこちゃんエピソード0を観た感想

滅亡する文明と強く生きる野生を対比させた重く悲しいストーリー

本作のストーリーの軸は、がんこちゃんが人類滅亡前の過去にタイムスリップし、2人で暮らす人間の幼い兄妹との出会いです。直接的には語られないんですが、彼らの会話からは、人類が既に極限環境で生きていることが分かります。

例えば、砂漠化による食糧不足と水不足、外界に現れた狂暴生命体(恐らく上述した遺伝子組み換えによる産物だと予想)、文化の衰退などですね。何よりも、懸命に生きる幼い兄妹が親の死や自分たちの運命を悟っている描写が悲しく印象的でした。

 

特に、純真無垢で明るく元気に生きる「野性的ながんこちゃん」との対比が、印象を更に強くさせます。がんこちゃんは人類の結末やその兄妹の運命を全く理解していないわけですから当然ですよね。

文明の利器無くして生きることができなくなった人間に、がんこちゃんが「強く・逞しく・明るく・ありのままで生きる方法」を伝えているシーンでは、「生きる」とは何なのかを考えさせられました。

 

物語に出てくる文明の利器

物語の中には、幾つかの文明の利器が登場します。

・栄養補助食品

・スマホ(カメラ)

・お手伝いロボット

・未来の家(ドラえもんなどでも描かれるドーム型のやつ)

・水洗トイレ(ネタ要因ですが笑)

などですね。

 

また、それと同時に、人類がこれらの文明の利器に依存していることが描かれています。

特に、物語の終盤でとてもショッキングな出来事が起こるんですが、それに対する「お手伝いロボットの淡々とした無機質な対応」が狂気を感じさせます。しかし「それでも人間がロボットに頼らざるを得ない状況」もしっかりと描かれており、狂気を通り越した悲しみや虚しさを感じさせるシーンとなっていました。

 

登場キャラクター達の人間への言葉が痛い

がんこちゃんを含めた登場キャラクター達のセリフが、非常に胸に突き刺さります(;^_^A主に環境問題についての風刺で、キャラクター達が人間の行動に疑問を抱く形ですね。

 

「なぜ人間はこういうことをしたんだろう」

と砂漠化や環境汚染について言われると、論理的に説明できないのが痛いんですよね。

 

もし、この作品をお子さんと一緒に観るという親御さんは、お子さんの疑問を受け止め、しっかりと説明してあげてください(;^_^A

 

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まとめ

大晦日にこれを放送したEテレの思い切りが凄い
(動画リンクあり)

物語全体を通して、重くて悲しくて、若干ショッキングな内容だったので、観ていて驚いてしまいました(;^_^Aこういう強烈な作品を、子供番組として大晦日に流すEテレのチャレンジ精神も自分は好きです(笑)

 

以下のリンクから公式ホームページで番組を観ることができるので、ぜひ皆さんも見てみてくださいね。

www2.nhk.or.jp

 

ただし、若干内容が難しく、怖い場面もあるので、お子さんとみる場合は、大人の方がフォローしながら一緒に観た方が良いと思いました。ぜひ、親子揃って観てみてくださいね。

 

末筆ながら、2016年も「限界エンジニアの冒険録」をありがとうございました。

2017年も、一生懸命に情報発信していきますので、よろしくお願いいたします!

皆さん、良いお年をお過ごしください。

 

では、また。