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メンタルヘルス・マネジメント検定 Ⅱ種ラインケアコースの勉強法

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以前の記事で、私がメンタルヘルス・マネジメント検定という資格を取得したこと、

そして、私が実践したⅢ種セルフケアコースの勉強法を紹介しました。 

 

今回の記事では、

「Ⅱ種ラインケアコース」を取得するために、私が実践した勉強法を紹介したいと思います。

試験の概要

出題範囲

Ⅱ種ラインケアコースでは、自分自身を含めた「チーム内、組織内の心の健康管理」に関する内容が、主な出題内容になります。

例えば、

・労働に関する法令とその判例
・上司としての部下とのコミュニケーションの取り方

・健康面を考慮したチーム内の仕事の管理方法
・メンタルの不調や仕事で悩みを抱えている人への対応や相談方法
・休職・復職者への対応

などが該当します。


中でも、労働法規が出題範囲の大きなウェイトを占めることが、ラインケアコースの特徴の1つだと言えます。

この資格の到達目標は、所属する部門における部下の心の健康を守ることです。すなわち、管理職としてチーム内の「適切な勤務状態の管理」「健全な労働環境作り」を行うための資格と言えるでしょう。

これらを実践するためには、まずは国が定める労働法規を適切に遵守し、正しい働き方をチーム全体に推進する必要があるわけですね。


なお、ラインケアコースの出題範囲は、上述した独自の内容に加え、Ⅲ種セルフケアコースの内容も含まれます。これらのことからも、ラインケアコースの方がセルフケアコースより多くの勉強量が必要になると分かるでしょう。

 

試験構成

試験の問題数は全部で50問です。70点以上が合格なので、35問(各問2点)正解する必要があります。試験時間は2時間ですので、単純計算すると1問あたり2分30秒以内に解くことが求められます。

私が勉強していて感じたラインケアコース特有の注意点を言うならば、

労働法規やマネジメント技術などの問題文に、専門的な用語が多く含まれることです。

 

問題文や選択肢が長文化・複雑化し、内容を理解すること自体に時間がかかる問題も存在します。ラインケアコースの合格には、これらのことを意識した勉強法が必要になるわけです。

 

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「Ⅱ種ラインケアコース」の勉強法

私が資格取得のために勉強した期間は2か月程度でした。また、Ⅲ種セルフケアコースと同タイミングで受験したので、これら2科目の試験勉強を並行して行ったことになります。

しかし、実際の試験勉強はⅡ種の勉強を兼ねたⅢ種の勉強が(もちろんその逆も)可能です。2科目受けた方が効率的に勉強ができるという利点もありました。

 

以下に私が行った勉強計画を説明しますので参考にしてください。

なお、併願で受験する方用に、Ⅲ種と合わせた効率的な勉強法も載せておきます。

 

試験日2ヶ月前~1ヶ月前(テキストを一通り読み通す)

私は試験日の2ヶ月前から約1ヶ月かけて、公式テキストを読みました。

Ⅲ種のテキスト同様、検定のほとんどの問題がⅡ種の公式テキストから出題されます。検定を運営している「大阪商工会議所」によって作成されているので、いかに出題範囲に則したテキスト内容であるかが分かるでしょう。

また、各用語について詳しい解説がされているので、メンタルヘルスに対する実用的な知識を学べるハウツー本としても活用できます。 

 

しかし、補足資料を除いても277ページあるので、読むのに若干骨が折れるのが難点です。Ⅱ種の試験範囲は広く、情報量が多いだけでなく、多種多様な分野の知識が必要とされるためです。

また、上述したように、労働法規やマネジメント技術などの専門用語も多く登場するため、テキストが読みにくいと感じることもあるはずです。そのため、専門用語を後で分かりやすく参照するための勉強ノートなどを作成しておくと、後々、効率良く勉強できると思います。

 

また初めてテキストを読む場合は、一つ一つの用語は深追いせずに、とりあえず読み通しを行い、まずは重要な用語の「概要」を理解することをオススメします。Ⅲ種の勉強法でもお伝えした通り、初読だけでこれらの内容を全て理解するのは難しく、細かい部分まで理解しようとなると、膨大な時間がかかってしまうと思われます。

 

実際に、問題の中で問われる知識にはかなり細かい内容も存在します。そのような詳細な知識のインプットは、過去問題集をこなして段階的に理解したほうが明らかに効率が良いです。

現段階では、「どのような知識が要求されるのか」「自分の得意・不得意分野が何なのか」を理解し、この資格の概要を理解することを目的としてテキストを一通り読み通してください。

 

※Ⅲ種を併願する場合のオススメ勉強法

もし、Ⅲ種を併願するのであれば、Ⅲ種の公式テキストから先に読むことをオススメします。そうすることで、Ⅱ種のテキストが大分読みやすくなるはずです。

 

Ⅱ種の公式テキストはⅢ種に比べると読みにくさが段違いです(;^_^Aそのため、先にⅢ種のテキストを読んで、各分野の基礎知識をつけることで、Ⅱ種の公式テキストの読解速度を格段に上げることができます。

内容が重複している部分もあるので、その辺りはサラッと読み飛ばしてしまいましょう。学習工程を短縮化することができます。

 

試験日1ヶ月前~2週間前
(過去問を解き、公式テキストから具体的な知識を逆引きする)

試験日まで残り1ヶ月になったので、過去問題集を解き始めました。

この過去問題集は、Ⅱ種の取得には必要不可欠な参考書だと言えます。

前述した通り、Ⅱ種の公式テキストは情報量が多く、内容が煩雑で分かりにくいです。そのため、過去問題を解いて頻出分野や出題傾向を理解した上で、公式テキストを逆引きした方が、効率の良く知識をインプットできると思います。

また、質の良い過去問題ばかりが取り上げられており、公式テキストの内容を重要なポイントごとに振り返ることができます。試験範囲が様々な分野に渡るⅡ種の試験だからこそ、この過去問題集を利用し、効率的な知識の習得が必要だと感じました。

 

ただでさえ、Ⅱ種の公式テキストの内容を全て理解するのは、その専門家ではない限り難しい(時間が足りない)と思うので、ある程度は「過去問題集から逆引いて、必要な知識だけに集中して習得する」というアプローチを取ることをオススメします。

こうすることで、試験と社会生活の両方に実用的な知識を効率良く習得することができます。

 

Ⅲ種を併願する場合のオススメ勉強法

Ⅲ種を併願する場合は、公式テキストの読み通しとは逆に、Ⅱ種の過去問題集から先に解くことをオススメします。

この理由は、Ⅱ種の過去問題集の方がⅢ種に比べて難易度が高く、解くのに時間がかかるからです。公式テキスト同様に、Ⅲ種を読んでから基礎知識を付けることも重要ですが、最悪の場合、勉強の時間が無くなってしまいかねません。

そのため、Ⅲ種の内容が包括されたⅡ種の問題を解き、両方の試験勉強に時間をかけた方が、Ⅲ種の問題に対する知識も定着させることができるわけです。

 

分かりやすく順序をまとめると、

①Ⅲ種公式テキスト(Ⅱ種を勉強するための基礎知識を付ける)

②Ⅱ種公式テキスト(Ⅱ種の勉強をする)

③Ⅱ種過去問題集(Ⅲ種も兼ねて時間をかけて勉強をする)

④Ⅲ種過去問題集(余った時間でⅢ種の範囲をカバーする)

な具合です。参考にしてみてください。

 

試験日2週間前~1週間前
(
過去問題集を解き、苦手分野を重点的に叩き込む)

試験日の2週間前になったので、今一度過去問題集を解き、頻出分野と苦手分野を重点的に勉強しました。具体的には、自分の苦手分野をすべて整理したリストを作成したという具合です。

ちなみに、この段階で、公式テキストは不明点の参照を行うだけでしか利用しませんでした。主に使ったのは、過去問題集と上述した苦手分野のリストで、それを参照して苦手分野を潰すことに時間を費やしました。

 

試験日1週間前~前日
(過去問題集を流し読み、ひたすら反復する)

試験日の1週間前になったら、ひたすら過去問題集を反復しましょう。

Ⅲ種同様、ガッツリ反復するのではなく、流し読みをすることが重要です。「問題を読んで、答えを確認する」という感覚でサクサク解きましょう。

 

特にこの時期の勉強は、1問解くのに時間をかけてはいけません。1問でも多くの問題に触れて、正しい知識を瞬時にアウトプットできるようにすることが重要です。つまり、「試験用」の脳に切り替えるわけです。

また、前工程で整理した苦手分野のリストを参照し、時間をかけずに復習を行うことも重要です。自分に必要な知識のみを頭に叩き込むことを意識して、試験直前の総仕上げを行いましょう。

 

ただし、試験前日の勉強だけは、ほどほどにしてくださいね。

 

 

以上が、私が実践したメンタルヘルスマネジメント検定、第Ⅱ種ラインケアコースの勉強法です。ぜひ参考にしていただければと思います。

 

では、また。

 

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