限界エンジニアの冒険録

システムエンジニアが「趣味・健康・仕事」を限界まで楽しみ、全力で発信していく。そんなブログです。

NECの「うまい棒の好みを当てる人工知能(AI)」について色々考えてみた

どうも。

 

先日、NECが新しいタイプの人工知能を開発したという話を聞いて調べてみました。

なんと、それは「うまい棒の味の好み」を調べる蓄積学習型の人工知能らしいのです。

jpn.nec.com

面白いと思う反面、なかなかに攻めているコンセプトですよね(笑)

せっかくなので、本日はこの人工知能をベースに、人工知能の可能性について考えてみたいと思います。

 

AI活用味覚予測サービスとは

この人工知能は、簡単な質問に回答することで、回答者の好みのうまい棒の味を推測して当ててくれる人工知能です。NEC独自の最先端AI技術を利用して構築されているそうです。

 

「歌が好き?」「好きなスポーツは?」のような一般的な質問が5回なされた後、その回答から好みのうまい棒を判別します。現在は15種類のうまい棒から好みが選定されるようです。

 

この人工知能の仕組みとは

利用者の回答と情報を蓄積(データベース化)し、それを基にして、新たな利用者の回答を推測します。

つまり、今までの利用者の回答を参考にして、新たな利用者に対する「的確な回答」を探し出すことができるわけです。従来の機械のように最初から決められた動作をするのではなく、より流動的で正確な動きが可能になるわけです。

 

以前にも、頭の中で人物を思い浮かべて質問に答えていくと、その人物を当てるアプリが流行ったと思います。あのアプリにも類似の仕組みが導入されています。

この人工知能の本来の活用方法とは

この人工知能、ネット上では「技術の無駄遣いだ」とか「ユーモアなアイデアだ」とネタ扱いされています。

しかし「利用者の情報から好みを当てる」ということは、消費者の好みを分析するマーケティングやコマーシャル戦略に応用できます。企業活動におけるリスクを大きく減らすことができる技術なのです。

 

今回の「うまい棒」については、人工知能技術に馴染みのない消費者に人工知能を知ってもらうための企画なのでしょう。確かに、誰しも一度は食べたことのある「うまい棒」であれば、多くの回答を集めて人工知能が学習することができます。味が15種類あるという回答の多様性があることも「うまい棒」を題材にした大きな利点だと言えるでしょう。

 

11月3日現在、正答率は低め(僕の周囲で調べた結果)

現状、正答率はまだまだ低めのようです。僕の職場や友人間で試したところ、
回答者15人中、正解者1人でした。15種類ある味の中から好みを1つ当てるわけです。1/15の正答率は期待値通りと言えますね(;^_^A

 

まぁ、リリースしてまだ数日しか経っていないので、回答数がまだ集まっていないのでしょう。これから人工知能がもっともっと「学習」することで、より正確な好みの味を答えるようになってくれればと思います。

 

色々と浮かぶ「うまい棒」と「人工知能」への疑問

そんな面白い人工知能で遊んでいる中で、僕が覚えた疑問のいくつかを紹介します。

ライフスタイルと性格の質問から味覚を判断できるのか

そもそもの話として、この人工知能が集めている質問の回答って、その人の性格やライフスタイルに関連するものです。「歌が好き?」「どの国に旅行に行きたい?」「どのスポーツが好き?」などですね。

これらの質問から、その人の味覚を判断することはできるのでしょうか?もし、回答を集めた結果、味覚とライフスタイルの相関関係が生まれたりしたら、非常に面白いんですがねぇ(;^_^A

 

「食べたことが無い」データをどう処理するのか

食べたことが無い味については、そもそも「好み」かどうかの判断がつかないからです。これは好みに関する人工知能の学習においては最大の問題点だと思います。

つまり、どれだけ質問から正しい好みが判断できても、食べたことのない味を「好み」とは言えません。これでは、その人の本当の意味での正しい好みを人工知能に学習させることができません。

 

以上のことから、この企画の行く末が非常に気になります。この疑問点って、上述したマーケティング戦略とかで人工知能を扱う上でも見過ごせないですもんね。まぁ、この辺りは統計学の分野で激しく専門外なのですが、ちょっと気になってしまったんですよ(;^_^A

 

果たして、1ヶ月後に僕がこの人工知能でテストをしたら、しっかりと「チーズ味」と好みを当ててくれるのでしょうか。NECさんの腕の見せ所ですね。楽しみに1ヶ月後を待っていましょう。

 

総評

人工知能が云々じゃなくて、
勧められたうまい棒食べて美味しければいいよね(笑)

 

うん、そうですよね。普通にうまい棒食べたくなりました。

 

ちなみに、僕が好きなうまい棒の味は

1位チーズ

2位コーンポタージュ

3位テリヤキバーガー

なので、せめて1ヶ月後にこの3つの味を当ててくれればと思います。

今回された回答は「シュガーラスク味」だったんですけど、この味って比較的新参者じゃないですか。やっぱり童心に戻れる懐かしい味の上位3つには叶わないわけですね。

 

と、最後はうまい棒の好みの話になってしまいました。

 

人工知能の学習能力の成果については、十分な回答収集期間を与えた1ヶ月後にした方が良いですよね。時期尚早でしたので、今はうまい棒を食べて待ちたいと思います。

 

皆さんも、この人工知能を使って好みのうまい棒を探しつつ、1ヶ月後の人工知能の成長を楽しみにしていてくださいね。

 

ではまた!

 

12月6日続報!!

 1ヶ月で「うまい棒AI」がどれだけ学習したか検証してみた

www.gengineer.net