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どうも。
5月3日に発売されたSwitch版「ドンキーコング トロピカルフリーズ」を購入し、早速プレイしております。
僕は「高難易度の面白ギミック2Dアクション」が大好きなので、ドンキーコングシリーズは必ず買って完全制覇(100%)しています。前作の「リターンズ」同様、今作も何が起こるか分からないドタバタギミックが満載で、遊び応えがあって面白いです!
そんな中、Switch版だけの追加コンテンツで発表されていた新プレイアブルキャラ「ファンキーコング」を使ってみました。高難度ゲームとしての救済処置なのですが、断トツの最強キャラクターですね(;^_^A
ということで本記事では、「ドンキーコング トロピカルフリーズ」で登場した新キャラクター「ファンキーコング」について、実際に使ってみての感想や性能、操作感を書いてみたいと思います。
ファンキーコングについて解説!
全コングファミリーの長所を合わせた最強キャラクター
ファンキーコングを実際に使ってみて、まず最初に感じたことは、
「強すぎでしょ(笑)」です。もうこれに尽きます(;^_^A
というのも、ファンキーコングは各コングファミリーが所持している能力を全て使うことができます。簡単に説明すると以下の通りです。
サーフボードで空中ホバリング(ディディー)
ジャンプ中、一時的に空中で留まること(ホバリング)ができます。ただし、ディディーのようにホバリング中の横移動はできず、少しズレる程度の移動しかできません。
高い所にも届く2段ジャンプ(ディクシー)
ディクシーのポニーテールスピンジャンプのように、サーフボードを使って2段ジャンプができます。軌道がジャンプに沿っているので、ディクシーのジャンプよりも使いやすいと思います。
上述したホバリングと組み合わせて、凶悪な能力となっております(笑)
刺を踏んでも大丈夫(クランキー)
クランキーの能力では、ジャンプ中にタイミングよくボタンを押すことで、刺の上を杖でホッピングして移動することができます。結構タイミングが難しいんですよね(;^_^A
一方、ファンキーコングは、そもそも刺の上に足を付いても大丈夫です。刺があると勝手にサーフボードの上に立つので、クランキーのようにタイミングよくボタンを押す必要もありません。
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ちなみに、この能力のおかげで、踏めない敵を普通に踏んで倒すこともできます。
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2Dアクションの常識を覆す、強力なサーフボードを装備しているんですね(笑)
水中での息継ぎが不要など、水中戦での強み
トロピカルフリーズからの新要素である「水中でのブレス(息継ぎ)ゲージ」がファンキーコングにはありません。つまり、他コングファミリーと違い、水中に潜り放題なわけです。
これに加えて、ディクシーのポニーテールスクリューと同様の泳法ができるため、ファンキーコング単身で激流に逆らって泳ぐことができます。
これらの能力により、ファンキーコングを使うことで水中ステージの難易度がかなり下がります。Wii版で多くの方が苦しんだ水中ステージメインのエリア4で大活躍するはずです。
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ファンキーコングの能力をまとめると、こんな感じになります。サーフボードが、ジャンプに防御に攻撃にと有能過ぎますよね(笑)
「ファンキーモード」でサクサクプレイができます
ファンキーコングはSwitch版からの新モード「ファンキーモード」で使えるのですが、このモードでのサクサクプレイ感がヤバいです(笑)難易度が高すぎる故の救済処置モードで、攻略がかなり楽になります。
このモードで受けられる恩恵が以下になります。
・ファンキーコングが利用可能
・キャラクターの体力増加
通常モード時:ハート2個
ファンキーモード時:ファンキーコングは5個、その他コングも3個
・トロッコ操作時の体力増加
通常モード時:ハート2個
ファンキーモード時:ハート3個
・お助けアイテムの価格低下
・お助けアイテムの性能向上
・お助けアイテムの所持限度数の増加
・お助けアイテムをステージ途中から所持可能
・ステージクリア時にKONGプレートが未コンプリートでもセーブされる
特に、体力増加による恩恵は大きいです。2Dアクションが苦手な僕の奥さんでも、サクサクとステージを進めることができました。まぁ、崖から落下したら終了なんですが、お助けアイテムでそれすらも3回助けられてしまうという待遇ですからね。
ドンキーコングシリーズが好きだけど難しくて全クリできないという方に、特におすすめのモードとなっております。
唯一のデメリット「コングファミリーの必殺技が使えない」
今作では、ドンキーがコングファミリーを連れている際に、全画面範囲の必殺技を使うことができます。バナナを100本貯める度に使用でき、画面内にいる敵をアイテム(1upバルーンなど)に変えてしまう強力な技です。邪魔な敵を無条件で倒してくれる必殺技ですから、崖の多いステージなどでかなり重宝するんですよね。
ファンキーコングの唯一のデメリットが、この必殺技が使えないことだと言えます。逆に言えば、このデメリットこそがドンキーコングとの差別化なんですよね。
個人的には、能力的な制約があるけど必殺技が強力なドンキーの処遇、嫌いになれないです(笑)
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ファンキーコングを使ってみての感想
性能最強!高難易度に対する救済キャラクター
上述の通り、ファンキーコングのキャラ性能は他コングファミリーと比べても段違いに高いです。それに加えて「ファンキーモード」で様々な恩恵を受けれるわけですから、元々が高難易度のゲームと言えども、ファンキーコングを使うことで難易度はかなり下がります。
実際に、僕の奥さんは刺に着地できるファンキーコングに感激していましたし、1-3のクランキーホッピングで詰みかけていましたが、ファンキーコングを使って余裕でクリアしていました(笑)
「どうしてもクリアができない!」というファンやお子様におすすめのキャラクターですね。ドンキーコングシリーズは、ステージのギミックやBGM、背景や雰囲気も楽しめる素敵なゲームですので、ぜひファンキーコングを使って遊んでみてください!
快適さもあるけど、物足りなさも感じる
ただし、スーファミの「スーパードンキーコング」からシリーズが大好きな古参の僕としては、ファンキーコングの性能だと少し物足りなく感じてしまいました。
個人的な意見ですが、ドンキーコングシリーズの攻略って、ただステージギミックが面白い、難易度が高い、ってだけじゃないんですよね。ステージギミックや数々のトラップの中に仕込まれた「制作者の意図」を紐解きながら、プレイヤーとして宝探し(ゴール探し、アイテム探し)を挑んでいるわけですよ。
僕は、そんなステージギミックに対する制作者の意図、そして情熱が強く感じられるので、ドンキーコングシリーズが大好きなんです。
これがファンキーコングを使ってしまうと、一定のステージギミックを無視したり、ゴリ押すこともできてしまうため、100%ステージを堪能できなくなってしまうんです。これが少し物足りないと感じてしまいました。
そのため僕個人としては、一旦は通常モードでフルコンプリートを目指したいと思います!
まとめ
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いかがでしたでしょうか。
以上が「ファンキーコングを実際に使ってみての操作感と感想」でした!
ドンキーコングシリーズは難易度が高いゲームと言われていますが、それ以上に、ステージギミックやBGM、背景や世界観など、色んな楽しみ方ができるゲームです。
クリアができずに諦めてしまう前に、ぜひファンキーコングを使って、サクサクステージをクリアして、ドンキーコングの世界観を楽しんでみてください!
では、また!