どうも。
先日、僕が個人的におすすめする映像系アトラクションのランキング記事を書きました。
ランクインしたのが国内外のユニバ&ディズニー、屋内テーマパーク最王手のジョイポリスという、なかなかに力の差を見せつけられるランキングとなっていました(;^_^A<アトラクションは金がかかる!
そして本記事では、この記事のランキングには惜しくも入らなかったけれども、乗ってみて非常に印象的だった映像系アトラクション「トウキョウパニッククルーズ」について紹介したいと思います。
トウキョウパニッククルーズってどんなアトラクション?
東京ドームシティにある映像系アトラクション
「トウキョウパニッククルーズ」は、東京ドームシティにある映像系アトラクションです。前記事のアトラクションタイプとしては、ライド型に該当します。3Dメガネをかけた状態でライドに乗り、複数のスクリーンの映像とのスリルな連動を楽しむアトラクションです。
画像引用:東京ドームシティ アトラクションズ 公式サイト あとらく | トウキョウパニッククルーズ
2017年9月現在、本アトラクションは1人820円で乗ることができます。もちろん、東京ドームシティの1デーパスポートの適用アトラクションですので、そちらを使うことも可能です。なお、料金の変更や運休期間があるかもしれませんので、遊びに行く方は、事前に上記した公式ホームページからアトラクション情報を確認しておくことをおすすめします。
アトラクションのストーリーは?
このアトラクション、完全オリジナルなストーリーが存在しています。
アトラクションの舞台は、未来の東京(?)である「ミライトキオ」という街です。「"トウキョウ"パニッククルーズ」と言うアトラクション名で「ミライトキオ」が舞台とは、これ如何に・・・?という感じですが、まぁ、あまり深く考えないようにしましょう(;^_^A
この「ミライトキオ」の観光ツアーに参加した皆さんは、乗り物に乗って未来の東京っぽい観光地を回るわけですが、その道中で悪党が仕掛けるトラブルに巻き込まれてしまいます。ツアーガイドの「カーラ」が体を張って守ってくれるのですが、それがハチャメチャでもう大変・・・。
こんなドタバタコメディチックな愉快なストーリーとなっております。一応、Qラインに登場人物やバックグラウンドの解説が書いてあるのですが、待ち時間が5分以内でゆっくり見ることもできないので、ざっくりとフィーリングで楽しむ事が重要です(笑)
ライドの動きは?怖いの?酔うの?
結論から言うと、全く怖くありません。ただし、かなり酔いやすいアトラクションだと感じました(;^_^A
ライドの動きは横揺れや横回転がメインです。Gがかかるような縦揺れやドロップ感はほとんど無く、「恐怖感」を感じることは少ないと思います。また、道中では水しぶきが飛んでくるなど、搭乗者を飽きさせないための工夫が多く盛り込まれています。
しかし、飽きさせないがために、ストーリー展開やライド動作のスピードがそれなりに速いので、目が回ると言うか、酔いやすいんですよね(笑)コーヒーカップなどの回転系アトラクションに弱い方はかなり注意した方が良いと思います。
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個人的な感想
「あの」アトラクションと似てる故の惜しさ
このアトラクション、入場料無しの都心の屋内遊園地にある「気軽に遊べるライド型のアトラクション」という意味では、かなり頑張っている方だと思います。搭乗者を飽きさせないための工夫が随所に盛り込まれ、世界観やコンセプトなども考えられて作り込まれているのではないかと感じました。
このアトラクションにとっての最大の問題は、対抗馬が強すぎることです。
実は、このアトラクション、USJにある「スパイダーマン・ザ・ライド」とアトラクションコンセプトや仕組みが同じです。ライドの形や動作、複数スクリーンを観ながら展開される構成など、似通っている部分が多いため、搭乗者がついつい「スパイダーマン」と比べてしまい、以下のような作り込みの甘さに気付いてしまうわけです。
・スクリーンとスクリーンの切れ目が目立つ
・ライドと映像の連動が不自然
・スクリーン以外のアトラクション内の景色がリアルじゃない
などなど・・・
別記事でも紹介した通り、「スパイダーマン・ザ・ライド」は世界最高峰の映像系アトラクションです。映像がリアルだし、屋内なのに臨場感凄いし、そこまで酔いやすくないしで、めっちゃ楽しいです。そんな世界展開しているユニバ系列アトラクションに対して、東京のローカル遊園地が勝てるはずがありません。対抗馬として分が悪すぎるわけです。
単独で乗ってみれば、そこまで微妙なアトラクションでは無いと思うんですが、あまりにも対抗馬が強すぎる故の惜しさ・・・と言う感想でした泣
ストーリー展開のドタバタ感が凄い
上でも書きましたが、このアトラクションはストーリー展開が非常に速いです。
Qラインでキャラクターや世界観の予習をしてもあまり関係ありません。これらの設定を体感する暇もなく、映像が変わり、話が進み、ライドに色んな事が起こります。「息つく暇もない」とは、まさにこのアトラクションのこと、と言えるようなドタバタ感です(笑)
※上の画像をよく見ると「不良アンドロイドとの遭遇」に関する注意文があるのですが、Qラインでの待ち時間が短いので、そもそも気付くことができません(;^_^A
このドタバタ感、良い意味ではコメディチックで、スピード感のあるストーリーに感じるかもしれませんが、悪く言ってしまうと、搭乗者が置いてけぼりになりがちです(笑)僕自身、最終的に「ん?どういうこと?」って状態になりましたからね。
なかなかエッジの聞いたアトラクションだと思いました。
酔いやすい方はマジで要注意
遊園地にあるアトラクションの内、映像系アトラクションはただでさえ酔いやすい部類に該当します。このアトラクションも、言わずもがな酔いやすいものに該当するわけですが、その中でも「かなり酔いやすい」と思っておいた方がよいです。
と言うのも、このアトラクション、以下に書きました僕が考える「酔いやすいアトラクション3つの条件」をドンピシャで満たしています。
・景色や映像をキョロキョロ見渡す必要がある(注意が前方に固定できない)
・ライドが酔いやすい動きをする(横回転、浮遊感、急な発進・停止など)
・ライドと映像の連動が不自然
ここまで全ての条件をきれいにクリアするアトラクションってなかなかありません。映像系アトラクションに比較的強い僕自身も、若干酔いを感じてしまいました(;^_^A
もし、乗り物酔いしやすい方で、このアトラクションに乗る予定のある方は、酔い止めを服用するなど事前に酔いに対する準備をしてから乗ることをおすすめします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
以上が東京ドームシティにある映像系アトラクション「トウキョウパニッククルーズ」に乗ってみた感想でした。
なかなかに印象的なアトラクションだと思いませんか?逆に興味が湧いてきた人もいるのではないでしょうか(笑)
東京ドームシティは入場料が要らず、アトラクションの利用料だけで楽しめるテーマパークです。散歩や観光、野球観戦などのついでに、ぜひ足を運んでみてください。
では、また!